中古車を知人には営業しない、その理由こんにちは、
中古車販売店の売り上げアップの組織
集客増強研究会の大平です。

さて今日のテーマ、少し説明が必要です。
実は僕、知り合いには一切営業したことがないんです。
なぜなのかその理由を説明しますね。
これ実は極めて重要なんですよ。

僕は普段は結構、田舎に住んでいるんですね。
で、地方に住んでいる方はわかると思うんですけど
地方って近所付き合いとか地域の付き合いとか
めっちゃ大変じゃないですか。

特に僕みたいに他所の土地から移住した
人間ってどこの生まれだ？とか言葉が
違うとか色々言われるんですよ。

まあそれはさておいて地元の人を見ていると
車屋に限らずそういった隣近所の付き合いとか
あるいは地域のなんらかの団体とかが
結構、営業の場になっているんですね。

例えば庭を作るとすると地域のなんらかの団体の
中に庭屋がいたりして、そういう縁から仕事を
頼んだり、仕事を貰ったりしているんですね。

これは地域の団体に限らずＪＣとか銀行関係の
なんかの団体とか子供のスポーツクラブの保護者会とか
みんなそうだと思うんです。

だけど僕はそういった場で一切、自分の職業とか
名刺とか聞かれない限り出さないんですよ。
そりゃ銀行関係の付き合いとかで名刺交換が
普通の会とかは別ですよ。名刺出しますよ。
だけど、車の御用があったらまたお願いします。
みたいな事、一切言わないんです。

別に中古車屋を恥じているとか
ヤバイ車を売っているとかそういうことじゃ
ないですよ。（笑）

それには２つほど理由があるんですよ。

一つ目の理由はいつも言う選ばれる理由ですよ。
例えば地域の青年会みたいな所に所属して
そこで付き合いをして車を買ってもらうとしますよね。

そうすると買ってくれた人になんで弊社で買って
くれたんですか？と聞いた時に

はあ？なんでっておまえ、青年会で一緒でよく飲むじゃないか

みたいな答えが返ってきますよね。ということは
この場合、青年会の人以外は集客出来ないという
ことなんですよ。だって買った理由は青年会繋がりですから。

集客をこういった人間関係繋がり集客に持ってくると
青年会の人数なんてしれていますから次から次へと
同様の団体に入らなくてはならなくなるんですよ

つまり集客力という経営者がやらなければならない仕事の
力が落ちるということなんですね。
だから名刺も出さないし、聞かれない限り仕事は言わないし
もちろん営業はしないんですよ。

２つ目の理由はそういった地域団体での集客をすると
地域団体の付き合いをしなければ商売に支障が出ますよね。
だけど僕はスキーにカヌーに渓流釣りにバイクと多趣味なんで
そんな地域団体の付き合いやってる時間ないんですよ。

こういった２つの理由から知人を頼った営業は一切しないわけです。
少々偏屈に聞こえるかもしれませんけど真理ですよ。
だって人間関係繋がり集客に頼るとそのキャパ以上には
絶対に会社は伸びませんからね。

つまり選ばれる理由作りという企業に取って最も重要な
作業を経営者自らが怠ることになってしまうんですよ。

さらに言うと僕は一切、商談はしないようにしてるんです。
友人であれ、実の兄弟であれ、車が欲しいと言われたら
全部担当者を紹介して一切僕が商談はしないようにしてるんです。

だってそんなの経営者の仕事じゃないって思ってますからね。
経営者が1時間という時間使って商談して１台売って
２０万稼いでどうするの？って事ですよ。

1時間携帯のスイッチ切って真剣に考えて長期に渡って
数百万、数千万、数億、を生み出すアイデアややり方を
考えた方がいいじゃないですか。

戦略や戦術を考えたほうがいいじゃないですか
いいというよりそれが経営者の仕事じゃないですか

もちろん最初の頃は仕方ないですよ。だけど経営者が
ずっと現場で売っていたら経営者の時間キャパ以上には
会社伸びないですよ。

ただ中古車販売の戦略とか戦術と言ったって何をどう考える？
ってことですよね。それをお伝えしてるのが集研という
組織なんですよ。

 

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