中古車販売店の経営の全体像 

こんにちわ
中古車販売店専門コンサルタント
ネット集客増強研究会の大平です。

僕がよく思ったりたまにここにも書きますが
今、世の中に出回っている情報って小手先の
テクニックの情報がかなり多く出回っていると
感じています。

つまりよくある●●するだけで●●になる
とか
●●を●●すると儲かるとかそういった情報ですね。

間違いではないかもしれませんがあまりこういった
情報を鵜呑みにすると本末転倒となりかねません。

つまり経営の全体像を見ずに枝葉末節を見ていると
目標に到達出来ないわけですね。

東京から青森にナビを使って移動するときに
最初から25ｍの目盛で移動はしませんよね
最初は数十キロ単位の目盛で移動し、近くなったら
小さい単位に変えますよね。

それと一緒なんです。
遠い目標に対して枝葉末節のテクニックに走ると
結局、自分がどこを走っているかわからなくなって
気がついたら全く逆方向に向かってた。なんて事に
なりかねないわけです。

そこで僕が考える中古車販売の経営の全体像
本当に簡単にまとめたものですがここから
ダウンロードしてみて下さい。

これ見ながら話するとわかりやすいですよ。
道を見失うことありませんからね。
【無料ブログでここまでやっていいの？って思ってます。笑】

経営全体像で言うと最初に目標、目的があってそこに
理念が入ってくるわけですね。
ただここはかなり説明がいるので省略しますね。

もう少し実務レベルに落としますね。

本当に大雑把にいうと中古車販売店の経営は３つの柱から
成り立つというのが僕の考え方です。

A　会計
B　マーケティング
C　人の問題

それで僕の考えではAの会計、これはそれほど深くやらなくても
キャッシュフローだけ判断できればまあ充分です。
キャッシュフローの考え方は以前プレゼントしたこのファイル
これ参考にしてください。中古車販売店の社員の給料の
決め方ファイルですね。

それで残りはBのマーケティングとCの人の問題が残る
わけですがこれ、経営者によって得手不得手が
あるんです。

大体は両方の能力がある人は極めて少ないです。
僕は完全にBマーケティング派です。
マーケティングというのは経営者が頑張れば
なんとかなっちゃうもんなんですね。

一方でC人の問題を口にする人は2種類いますね。
これ僕の独断と偏見がかなりあるかもしれませんが

ひとつは本当に人の問題を解決し会社をよくしたい
経営者、先日カーベルの伊藤社長と食事しましたが
本当に人の能力を高める力は凄い人で典型的な
人使いがうまいタイプですね。まあ人使いの天才ですよ。

あとひとつのタイプ、実はこれが凄く多いんですけど
会社は人だ。って言うんですね。そのとおりですよ。
だけどその経営者の本当の心の中の言葉を代弁すると
【お前らガンガン働いて稼いでこいよ。俺は本当は
何もしたくないんだよ。だから人が大事なんだよ】

ちょっと極端な言い方をしましたけどまあこれに
近いですね。

得手不得手はあるもののマーケティングと人の問題を
比べたらそりゃ人の事に手をつけるほうがはるかに
難しいし、能力も要求されますね。

人を自由に動かして利益を伸ばすのはすごく
難しいと考えています。

なぜならマーケティングは自分が頑張ればなんとか
なりますけど人の問題は自分以外をコントロールして
いくわけですよ。これははっきり言って難しいです。

人使いの天才という点では有名なのは先日亡くなりましたが
リクルートの創業者、江副浩正さんですよね。

彼の本も随分読みましたがあれだけの天才をもってしても
人のモチベーションを上げる施策は3ヶ月しか持たないって
言いますね。だから次から次へと施策をしたようですけどね。

ちょっと話が脱線しましたが要するにここで伝えたいのは
●●するだけでというような枝葉末節に拘るのは
損ですよ。という事です。

中古車販売店の経営は詰まるところ
A会計
Bマーケティング
C人の問題

この３つだけなんですね。今、自分が会社をよくしようとして
やっていることはこれらのどこに該当するんだろう？
そしてその効果はどれくらい見込めるんだろう？

このことを考えながら進めないと労力の割に空回りと
いうことになってしまうんですね。

自分が手をつけようとしていることは経営全体像のファイルの
中で上位にある問題なのか？下位に位置する問題なのか？
それを解って手をつけないと無駄な作業ばかりになるんです。

何をどこから手をつけるのか？
次回からここを少し説明しますね。

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