車屋、事業計画の立て方
2023.08.25
先日、知人から相談したいことがあるから
会社行っていい？みたいな連絡があったんですね
金、貸してみたいな話以外ならいいよ。
ってことで知人が来社したんですね
知人て言ったってさほど親しいというわけでもなく
昔、入院してたとき同じ病室で一緒だった人で
顔を合わせたのはもう１０年とかそんな感じですね
彼は法人なのか自営なのか知らないですが
何かの製造業をやっている人で、来社して
世間話をして、で、本題は何？って聞いたら
要するに新規事業を考えているんだけどって
その相談だったんですね
話を聞いてみるとなんかＮＹの証券取引所に
もう４０年くらい上場している会社で
日本に販社があってそこの販売代理店の
話があるらしくてその相談だったんですね
で、仕入れが〇〇円だから〇個売れたら
〇円ぐらいの利益になるんだけど
どう思います？って相談だったんですよ
まあよくある話なんですけど
これ決定的な間違いがあるのが
わかります？
ほとんどの方はこうしたらこうなるだろう
って考えるんですけどこれが間違いなんですね
こうしたらこうなるではなくて
こうなるにはどうするか？
っていう逆転の発想からロジックを
詰めないとほぼ間違いなくうまくいかないんですよ
つまりこのケースで言うと
まず一番最初に利益目標を決めるわけですよ
10万でも20万でもいくらでもいいですよ
仮に10万の利益目標なら販売価格－仕入れ価格ですから
何個売らなくちゃならないかわかるじゃないですか
そうすると仮に営業で売るとした場合は全ての
お客さんが買うわけではないんで成約率を仮定するわけですよ
成約率が仮定されればじゃあ何人の集客が必要と数字が
出るじゃないですか。そうすると集客するためには
何が必要かと詰めれるじゃないですか。
こうやってひとつひとつロジックで逆算から詰めて
いくわけですよ
こういう話をしたら彼は難しそうだから止めようかな
なんて言ってましたけど商売ってバクチじゃないんで
全てこうやって詰めるわけでそれが面倒なら
商売は諦めたほうがいいよ。って話で
終わったんですけどね
ほとんどの人はこうすればこうなるだろうって
考えますけどこれがそもそも間違いなわけですよ
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