2015年、中古車業界の予測
2015.01.05
あけましておめでとうございます。
と、まあ一応言っておきますが
ひねくれている僕としては単に年が変わった
だけであり、昨年の続きが今年も続くだけであり
単純に暦上の区切りとしか考えてないですけどね。
あ、集客増強研究会の大平です。
まあよく言う気持ちを新たになんていうのは
新年でしか出来ないものではなくてやる人は
3月だろうが5月だろうが大安であろうが仏滅であろうが
やる人はやるし、やらない人はいつまでもやらないと
言うのが真実ではないでしょうか。
1年の計は元旦にあり、などとは僕は思ってないし
元旦に始めるより12月31日に始めたほうがいいわけであって
どんなことでも１分1秒でも早く前向きに取り組むのが最も
いいわけです。
尊敬する中村天風先生もおっしゃってますが
大安だ、仏滅だって日にいい日も悪い日もあるか！
所詮、人間が作ったものであり、神が作った日に
悪い日なんてない。ってような事をおっしゃってますね。
全く同感です。
さて本題、2015年中古車業界の予測です。
色々なシンクタンク発表の経済予測記事読むと
色々書いてありますが僕の基本的な考え方は
経済は人口動態が全てであり、経済政策や天変地異や
その他の経済情勢により目先のブレはあるが
トレンドは経済政策等では変わらないというのが
僕の考え方です。
これは過去の歴史が証明している厳然たる事実です。
希望的観測もなければ悲観的観測もなく、ただ
事実があるだけです。
少し専門的な話になりますが古典的経済学である
ケインズ経済なども、どのようにあがいてもこの範疇から
抜け出すことは絶対にできません。（ホワイト経済学然り）
従って目先の動向がどうである。こうである。と論じることは
無意味であり、絶対的に把握すべきは人口動態のトレンドライン
だけを把握していればいい。と言うのが僕の考え方です。
じゃあ昨年も説明しましたがトレンドラインを
見てみましょうか。
この人口トレンドラインで見る限り目先の振幅はあるものの
決して明るい状況ではありません。
これは短期的なものではなく中長期にわたって継続します
しかしながらもっと重要なことがあります。
中古車販売店経営者なら中古車業界の動向は気になるのは
当たり前だと思います
だけどそれって気にしても仕方ないのです
なぜなら景気が悪い、あるいは景気がいいという状態を
自分の力で変えることは出来ないからです
景気が悪いから景気をよくしようと思っても自分の力では
なんともならないのです。
僕はいつもいいますが天気、地域、景気、この３つのキ
これに売り上げ不振の原因を持ってきたら経営者としては
終わりだよってよく言います
なぜなら景気も天気も地域も自分では変えることが出来ない
わけで景気が悪いから売れないと言ったら経営者のやることは
なにもなくなるわけです。
天気も変えられません。地域は変えられるけど、では売れる地域は
どこでしょうか？どこに移転したら売れるのでしょうか？
そんなことは誰にもわからないわけです。
あと一つ、この業界では、というのがあります。
それを言ったら商売をたたんで業界を変えるしかないわけです
今日の記事のタイトルは2015年中古車業界の予測ですが
結果としては予測には意味がないというのが結論です。
経営者の仕事は自分で変えることが出来ないことに
一喜一憂するのではなく自分で変えることが出来ることに
対し、ひたすら実践するだけです。
もしそれが出来ない経営者であれば従業員に迷惑を掛けるだけなので
身を引くべきが潔さだと思います。
ひとつだけ方向を示すとすれば今後の中古車販売店経営の方向は
狩猟型マーケティングから農耕型マーケティングへの転換しか
ないと僕は信じています。
新年にあたり、ご挨拶としては極めて厳しい内容となってしまいましたが
本年もよろしくお願い申し上げてご挨拶に代えさせて頂きます。
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