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中古車販売店の経営、会計編こんにちわ
中古車販売店専門コンサルタント
ネット集客増強研究会の大平です。

先日、日経読んでいたら岡山県の方の
中古車屋さんが消費者庁から業務改善命令を
受けていましたね。

走行距離４６８０キロをチラシには8キロって
書いて宣伝したらしいです。
景品表示法違反ということらしいです。

悪意があったのかうっかりミスなのかは
わかりませんがはっきり言えるのは
来店ユーザーからの告発でしょうね。

以前こんな記事書きましたけど

中古車屋に今、一番求められている事は?

このケースでもユーザーが告発していないだけで
短気なユーザーが来店して告発されたら
かなり危ないケースですね。
防ぐ方法はひとつだけです。頭に汗をかいて
短絡的なやり方はやめるしかないです。

さて本題ですね。
中古車販売店の経営、会計編ですね。
以前のファイル。これを開いてみて下さいね。

ファイル名自体は中古車販売店の社員の給料の
決め方になってますが、全てがここに載ってますので
これを使って説明しますね。

中古車販売店の会計というと難しいイメージがあるのですが
実はそれほど難しくはありません。会計上の専門的な
知識は必要ないですよ。

大事な事はお金が回るか？回らずに手持ち現金が減って
行くのか？それだけを見ていけば言い訳です。

お金が回りさえすればなんとかなりますから。

さて計算の仕方ですね。
ファイルのA、B、C、E、F　まで出して見て下さい。

Fが最も大事ですよ。時間あればDを出してみてもいいですが
今回やるキャッシュフローとは関係ありません。

F出ましたよね？これに０．６を掛けて下さい。
つまり税金を40％と仮定して計算しますよね。

この残った税引き後利益と返済、どちらが多いですか？
もし返済の方が多ければキャッシュふろーがマイナスなので
早急に手を打たないと会社は回らなくなります。

ただもう一度決算書見て下さい。
販売費及び一般管理費という中に減価償却費と
いうのがありますよね。

この減価償却費は金額Gに加算しても大丈夫です。
なぜなら減価償却は帳簿上、出ていきますが実際に
お金の流れとしてなくなるわけではありません。

だから再度税引き後利益プラス減価償却費
マイナス返済金額で計算してみて下さい。
これでマイナスになったら即時、なんらかの手を
打たないと早晩、資金は回らなくなりますよ。

中古車販売店の会計はこの程度でも充分です。
むしろ社長が細かい仕訳をやっているようであったら
そういう仕事は止めて社長の時間を稼ぐことを
考える時間に振り向けるべきですね。

なぜなら帳簿をいくら触っても１円たりとも
利益は増えるわけではありません。

ましてや会社の本業の利益を表す営業利益ではなく
経常利益でなんとかしようなんて考えていたら
本当に会社は危なくなりますよ。

社長自身の力、つかないですからね。

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